注文住宅の耐震性
注文住宅の耐震性能は等級で表しています。
これは等級の数が高いほど耐震性能が高いということです。
等級が1の注文住宅は数百年に一度程度の地震に対して倒壊しない耐久力を持ちます。
また数十年に一度発生する地震では損傷しないのが特徴で、建築基準法ギリギリの設定がされている住宅です。
基本的に大きな地震に弱く、震度6から7くらいの地震に対して損傷を受ける可能性があります。
2の住宅は1で想定されている地震の1.25倍の地震が起きても安心な頑丈さを持つのが強みです。
主に学校や病院などの施設に採用されています。
3は1の1.5倍の地震に対応できる住宅です。
こちらは警察署や消防署などの防災の拠点になる場所に採用されます。
基本的に等級は住宅を建築する方が決定をするので、注文住宅を頼むときには各ハウスメーカーの特徴を調べておくの大事です。
各ハウスメーカーは独自の建具などを開発して耐久性を上げているので下調べをしてから住宅を購入しましょう。
注文住宅における良質な地盤調査は基本中の基本
注文住宅で業者を選ぶ時には、きちんと地盤調査を行ってくれる業者を選択することが基本です。
日本は、特に地震大国であるため大きな地震が来た時にも耐えることができるような土地を探さなくてはいけません。
この土地に関しては、業者が行う調査によって、優秀であるのかということを見分けることができるようになっています。
反対に、地盤調査を行わないと、地震などの災害が来た時に土砂崩れなどがあったり、土地が沈んでしまうようなこともあります。
そのため、本当に気をつけなくてはいけません。
特に、注文住宅は一般的なモデルハウスとは異なって、顧客の要求に応えながら建築を行っていかなくてはいけません。
通常とは異なる建築方式を採用することがありますので、土地の状況が良好であるのかということを調べてくれる業者は不可欠になります。
良い土地であるのならば、どのような注文住宅であっても非常に良い住宅を建築することができるようになります。